旅行の荷造りをするのは嫌いだが、持っていくものリストをつくるのは好き

 
今週末、うちの家族と私の両親とで近場(県内)への旅行に行くことにしている。
コロナは心配ではあるが、基本旅行ではグループ以外との接触で感染するリスクはかなり低いので、旅館や飲食店のスタッフとのコミュニケーションに気をつけながら楽しみたいと思っている。
星野リゾートの星野社長が提唱するマイクロツーリズムではないが、感染の原則論を多くの人が理解できると、これまで以上にできる経済活動も増えてくると思う。
 
さて、こういったプライベートな旅行に限らず、出張でもそうなのだが、荷物の準備が苦手というか嫌いである。
早くから準備しておけばいいのだが、性格上直前にならないとなかなかやらない。
それで、前日の夜になって慌てて準備をはじめるということになる。
 
なぜ荷物の準備が嫌いなのか考えてみると、それは時間がかかるから。
思いつくものから準備をしていると、あれも必要だと思いつき、忘れてはいけないとそっちの準備にとりかかる。
するとそれまでやっていた準備が後回しになり、何度もループしてしまうのである。
これも持ってきておけばよかったというものがあると嫌なので、多めに荷物を準備してしまう。
それでも現地に行ったら、あれもあればよかったこれもあればよかったとなり、一方で使わないまま持って帰るといったムダも多い。
 
そこで最近工夫しているのは、先に持っていくものリストとつくるという方法。
古典的ではあるが、なかなか有効である。
そして何より、このリストをつくること自体は嫌いでないというか、割と好きなのである。
 
とくに、ちょっと長い旅行や出張になるときは、毎日の午前・午後・夜の予定を書き出して、どこで洗濯するかということもある程度計算して持ち物を決めていく。
また、できれば現地でランニングもしたいので、天気予報も確認。この日は走れそうとか、この日は雨だから道具は必要ないなとか考える。
すると、過不足なく持ち物を整理することができる。万が一足りなかったら、このタイミングで買えばいいという心の準備もできる。
この計画やリストなしに、頭の中だけで考えて準備をすると混乱してきて、途中で荷造りが嫌になる。
 
と、こんな感じで工夫しているのだが、問題は直前に荷造りをしようとすると、リストをつくるのが面倒くさいと感じてしまうことである。
余裕をもってリストづくりをすれば、割とすんなり楽しんでできるのだが、時間がないと端折ってしまう。
事前のリストづくりは楽しいということをよく覚えておいて、ここを忘れずに運用していきたいと思う。
 
ということで、今回も案の定直前になって準備をはじめたけれど、それでも準備の前にリストをつくった結果、すんなり終えることができた、という話でした。