サウナとランニングの共通点

このGWに2回ほど近くのスポーツジムに行った。
スポーツジムに行く目的は2つ。文字通り運動することと、風呂・サウナに入ること。
運動のほうは筋トレとランニング、たまにプールで歩いたりする。
スポーツジムというくらいだから、運動することが主目的なのだが、最近では風呂やサウナに入ることも大きな目的になっている。
 
GWということで両日とも休日だったが、1回目は夕方前に、2回目は昼前後に行った。
どちらも筋トレやランニングも十分やって、風呂・サウナも1時間くらいかけてゆっくり入った。
ただ、1回目のときと2回目のときで、サウナでの「ととのい」かたが違っていた。
1回目よりも2回目のほうがきちんと「ととのう」ことができたのである。
 
その違いは何だろうと考えてみた結果、混み具合の違いではないかということに思い至った。
 
休日のスポーツジムは夕方にかけて人の入りが多くなる。
当然、風呂も夕方になると混んでくる。
サウナも多く人が利用することになり、夕方に行った1回目の日もほぼ満員。
それでも幸いなことに、ほとんど待つことなく入れたのだが、なんだか落ち着かない。
空きがあるか確認しないといけないし、入っても間隔が狭いので気を遣うし、より熱い上段が空いたら移動しようとか考えてしまうし、どうにも落ち着いて入ることができないのである。
さらには、サウナを出てからの水風呂も多少渋滞気味である。
タイミングなどいろいろと考えないといけないことがあって、サウナに集中できていないのではないかと感じた。
 
それに対して2回目のときは、昼ごろということもあり、それほど人も多くない。
サウナも2~3人しか利用しておらず、ゆっくりストレスなく入れる。
集中して入れたからか、キッチリととのうことができた。
 
混み具合によってサウナでの集中度も変わってくるな、なんて考えていると、ランニングのときにも似たようなことがあったのを思い出した。
ランニングでも、公園の周回コースを走ると調子がいいと感じることが多い。
普通の道路を走っていると、信号では止まらないといけないし、車にも気をつけないといけないということで、自分が思っている以上にストレスになるの対して、公園では車がなく、段差や高低差も少ないのである。
余計なことを考える必要がなく集中できる環境をつくることで、こんなにも走るという行為そのものが楽しいものだと気づくことができた。
 
サウナもランニング、どちらもそれに没頭することでストレスを発散できる行為であるので、いかにやっているときの小さなストレスを取り除くことができるか、が大事なのであろう。
そんな共通点があることを、外気浴しながら考えた次第である。
 
ということで、一見関係なさそうなことにも共通点があるな、という話でした。