姪っ子の高校受験合格に想うこと

私の妹には子どもが4人いる。
その一番上の姪っ子が今日高校受験の合格発表があり、無事第一志望の高校に合格したという連絡をもらった。
 
私の結婚が遅かったこともあり、現在上の娘が5歳、下の息子が6ヶ月ということで、その姪っ子から見ると娘は10歳差、息子は15歳差がある。
上の娘にしたって、まだ小学校にも進学していないので、受験は遠い未来の話でまだ何も意識していなかったのだが、こうやって身近な親戚の受験の話を聞くと、今後の教育をどうしていくかちょっと考えるきっかけになったので、ここにまとめておきたいと思う。
 
今回、姪っ子が合格した高校は、地域では1番偏差値の高い学校である。
それなりに入るのも難しいので、伯父である私も少し鼻高々である。
同時に、偏差値のいい学校に行くことそれ自体が大事だとは思わないが、それでも娘にもできればいい学校に行ってほしいなと思っている自分に気づいた。
 
そう思うこと自体は悪いことはではないと思うのだが、これまでは子どもたちは好きなように生きてくれればいいと思っていたので、自分でもちょっと驚いている。
 
いいきっかけだと思ったので、今後自分がどう子どもたちに接するべきか考えてみたところ、2つのことを決意するに至った。
 
1つは、どういう人生を歩むかどうかは最後は自分が決める、という大原則を忘れないようにしたいということ。
上述のとおり、少しでもいい学校に行ってほしいと親である私が思うことは悪いことはない。
しかしながら、それを押し付けるようなことはよくない。
あくまでも、娘の人生は娘のものであるし、息子の人生は息子のものである。
もちろんアドバイスもするが、決めるのは娘自身であり、息子自身であるということを忘れないように心がけたいと、改めて思った。
 
もう1つは、もう少し子どもの教育にコミットしようと、思いを新たにしたということ。
下の息子はまだ乳児でどうなるかさっぱりわからないが、上の娘はちょっとずつ学力的なところがわかってきている。
娘の数字の読み書きや言葉遣いを見ていると、現時点では同年代の中でも優れているようには見えない。
それでも問題ないと思うし、自然体で行きたい道を進めばいいのではないかと思ってきたが、一方で将来多くの選択肢から自分の人生を選べるようサポートしてあげたいとも思うようになってきた。
少なくとも小学校に上がってから、学校の授業がわからないという状況にはならないよう、直接勉強を見るなり、おしえてあげるなりのことはしてあげたいと思うようになったのである。
子どもの勉強を見るというのは、仕事の終わりの疲れた状態では大変かと思うが、後から娘が選びたい道を選べないようなことにはなってほしくないので、前向きに娘の教育に向き合おうと決意した次第である。
 
姪っ子の高校合格の連絡を受けて、以上2つのことを決意するに至った。
これらは日々の忙しさの中では忘れてしまいそうなことなので、折に触れて立ち戻れるようにしたいと思う。
 
ということで、今後私自身が怠けそうなときや、子どもに自分の価値観を押し付けそうなときは、この記事を読み返そう、という話でした。