ランニングとサウナは同じ効用があるのかもしれない

今週は出張に出て、いくつかの展示会を視察した。
うちの会社が出るかどうか検討していた展示会や、われわれのお客さんになり得る業界の展示会など見て回った。
展示会は集客のカギであると認識しているので、出展・視察ともにできるだけしていきたいと思っている。
 
そういうことで、1日中展示会を回ってきたのだが、当然のことながら歩き疲れる。
革靴ではなく、ランニングシューズで回るのだが、それでもくたくたになる。
 
今回はこのご時世ということもあり、会食なども予定もなく、夕方から夜にかけて時間が空いているので、走ろうと思っていた。
しかし、展示会で歩きまわってかなり疲弊していたので、予定通り走るか、それとも走らずにサウナに行くか迷った。かなり迷った。
 
かなり迷ったのだが、疲れたらすぐにやめて帰ればいいやと思い至り、予定通り走るに行くことにした。
 
そんな感じで、やっとのことで外に出たのだが、走り出すと予想外にかなり爽快なのである。
さっきまで歩き疲れていたのに、そんなのおかまいなしに、快適に走ることができた。
むしろ疲れが取れたような感覚すらしたくらいだった。
 
これはどういうことなのだろうか?
考えられる仮説は2つ。
 
1つは歩くのと走るのとでは使う筋肉が違うという仮説。
自分で書いといてなんだが、これはちょっと考えにくい。
疲れが取れたような感覚がした、ということの説明がつかない。
また、ランニングではなく、ウォーキングだったとしても、同じような効用が得られたのではないかと感じている。
 
今度歩き疲れたときに散歩してみて、それでランニングと同じような爽快感が得られるかどうか確認してみたい。
 
ということで、もう1つの仮説。
疲れているのは頭で、身体はそれほど疲れていないという説。
走ることで頭がリフレッシュされ、疲れが取れるような感覚になるのではないかということ。
展示会では出展側のときはもちろん、来場者側であっても、面識がない人と話をするのでけっこう気を遣うので、こちらの仮説のほうが有力ではないかと思っている。
 
ところで、この感覚、どこかで同じようなことがあったなと思った。
サウナだ。
疲れていればいるほど、スッキリする感じ。サウナにそっくりだ。
どちらも、都会のちょっと意識が高いビジネスマンがハマりやすいという点も似ている。
 
実は、今回は走ったあとにサウナにも入っている。
気持ちよかったのはよかったのだが、スッキリ感というか、整ったという感覚はちょっと薄かった。
すでにランニングで爽快感を得ていたので、サウナでは疲れとスッキリの差が小さかったのではないだろうか。
 
どちらの仮説が確からしいかはまだわからないのだが、とりあえずは後者のほうが有力か。
ただどちらにしろ、ランニングの新たな側面を発見できたことには間違いないので、サウナとともに、ランニングもうまく活用していきたい。
 
ということで、サウナとランニングが似ているという大発見をした、という話でした。