朝風呂のススメ

朝の時間、これをいかに有効活用できるかで生産性が大きく変わってくると実感している。
30代のころまでは飲んで帰るのが当たり前で、朝は二日酔い、昼ごろになって楽になってから仕事がはじまるということもあったが、40代になってからはそんなに飲めなくなったのか、飲みたくなくなったのか、そういうことも減った。
それに追い打ちをかけるように、去年からはコロナの影響で、会食や飲み会自体が激減したのもあって、朝は快適な時間を過ごすことができている。
 
朝の時間を有効に使おうと考え出すと、今度はやりたいことが多くて困っている。
ランニングもしたいし、本も読みたい、ゆっくりコーヒーも飲みたいな、なんて思っている。
 
そんな感じであれもこれもやりたいのだが、その中で欠かせないのが朝風呂である。
きちんと記録は取っていないのだが、ここ1年くらいは毎日必ず入っているのではないだろうか。
家にいるときはもちろん、出張のときも必ず大浴場のあるホテルを予約するので、欠かさず入っている。
 
 
朝は湯船につかるよりもシャワーに浴びるくらいがいいと言われるが、私は湯船につかったほうがいい。単純に気持ちがいいからということもあるが、2つの効用があると考えているからである。
 
1つは、身体が目覚めるという効用。風呂につかった瞬間、睡眠で乾いた身体にお湯が染み込んでくる感覚がたまらない。しばらくぼーっとしていると、頭も回りだして、身体と頭の両方が目覚めてくる。
 
2つめは、頭が回りだすと、今抱えている課題について自然に考え出し、短い時間で思考がまとまるという効用がある。
とくにこれについて考えようと思って風呂に入るわけではないが、頭が勝手に考え出し、いろいろな課題を整理することができている。
 
身体と頭の両方に効いて、1日のいいスタートを切ることができているのである。
 
夜入る風呂も嫌いではないのだが、子どもと一緒に入るため、どうしてもゆっくりできないし、何かを考えるというより1日の疲れを取るといった感じで、朝風呂とは役割が違うと認識している。
 
こんな感じで私にとって朝風呂は1日のスタートを切るにあたって、欠かせないものになっているし、完全に習慣化している。無理して続けているのではなく、好きで続けているので、これからも自然体で続けていければと思っている次第である。
 
ということで、朝風呂に入るという習慣はもっと広がってもいいのでは、と思ったという話でした。