10,000歩の副産物

今年はランニングに力を入れようと、年初に年間250回走るという目標を立てた。
年末年始の休暇で毎日走ることができ、加えてその余勢で今日まで毎日走ることができている。
徐々に走る距離とスピードも上がってきているし、上々のスタートが切れたのではないかと思っている。
 
この毎日走るに加えて、元日から毎日10,000歩以上歩くということも続けている。
年初に目標として設定したわけではないけど、元日・2日と10,000歩以上歩いたので、これもちょっとやってみようということで、なんとなく10,000歩を継続している。
ただ、10,000歩って、普通にちょっと走るだけで到達しないので、追加で歩かないといけない。
ということで、いつもは車通勤しているのを徒歩通勤にしてみたり、娘の送り迎えも車ではなく歩きにしてみたりと、いろいろと工夫しながら歩数を稼いでいる。
 
この10,000歩というノルマを設定すると、細かい積み重ねをしないといけないので、これまでめんどくさいと思っていた、歩かないとできない行為を逆に積極的にやるようになった。
 
例えば、夜に牛乳がないとか、水が切れたといった、ちょっとした買い物。
これまでは我慢すればいいと思っていたのだが、10,000歩に到達していない日は、歩数を稼ぐチャンスということで、むしろ積極的に行くようになった。
しかも最寄りのコンビニではなく、ちょっと離れたコンビニにまで行って買ってくる。
これで10,000歩に到達できるのであればお安い御用である。
 
他にも、ごみ出しに積極的に行くようになった。
ごみ出しに加えて、マンションのまわりを数周歩けば、1,000~2,000歩くらいは加算できる。
これまでは妻に言われないと行かなかったのが、こちらも積極的に自分から行くようになった。
 
さらには、仕事では、工場をよく回るようになった。
工場に出て社員とコミュニケーションを取らないといけないと頭ではわかっていたのだが、時間がかかるし億劫になりがちだった。
だけど、そこに歩くという目的が加わると、積極的に工場に行って歩きながら声がけをするようになった。
目的が1つだとなかなか腰が重いのだが、2つ以上になると積極的にその手段を選ぶようになるという典型例かもしれない。
 
と、以上のような副産物があるので、当面10,000歩は歩くということを継続していこうと思っている。
ただ、こういうことは、あまり長く続けようとすると、逆に続かなくなるので、とりあえず1月いっぱい、できれば2月もやってみる、くらいの気持ちでやっていきたいと思う。
 
ということで、目標があるとその達成のためにいろいろと考えるようになる、という話でした。