気温に敏感に生きる

今年の冬は寒い。
年末年始の寒波に続き、1月の3連休付近でも全国各地で雪が降るなど、10年に1度くらいの寒さではないだろうか。
 
そんな寒い年末年始だったが、休暇中毎朝ランニングをした。
事前の天気予報でかなり寒いと言われていたので、耐えられるかどうか心配したが、着るものを調整することでどうにかなった。
私の住んでいる地域では珍しく、氷点下の日も何日かあったが、厚着をすれば大丈夫であった。
着るものの目安は以下のような感じ。
 
10℃前後:ジャージを着れば問題なし
5℃前後:ジャージの下に普通のヒートテックを着る
0℃前後:ジャージの下に厚手のヒートテック(極暖)を着る
 
こういった目安をつくることができたので、外に出てから嫌な思いをすることがなかった。
年末年始の休暇が終わった後も毎日走っているが、気温を確認しながら着るものを調整しているので、寒いので走らないという言い訳をしなくて済んでいる。
 
こんな感じで、気温をこまめにチェックしながら走っているのだが、気温を気になるようになったきっかけは、思い返すと2つある。
 
1つは、夏の暑さ対策のため。
うちの会社は工場を運営しているため、夏の暑さ対策は必須である。
とくに2018年は猛暑で、熱中症対策のグッズはどこも手に入らないという状態が続いた。
夏の場合の指標は、35℃(猛暑日)を超えるような日がどのくらい続くかである。
私が子どものころは30℃を超えると暑いという印象だったが、ここ10年くらいは35℃を超えるのは当たり前で、この35℃前後の日が何日くらい続くかが問題となってくる。
私の印象ではあるが、2018年は7月の梅雨明けから9月末くらいまでの3ヶ月間、35℃前後の日が続き、ほんと暑かった。
この35℃というラインが続くようであれば、いろいろと対策をしないといけないので、気温がどうなるかが気になりチェックするようなったというわけである。
 
もう1つはキャンプに行くようになったから。
2019年くらいからキャンプに行くようになり、とくに秋口くらいからは朝の気温がどのくらいになるのか気になるようになった。
去年の3月に行ったキャンプでは、もう春だから大丈夫だろうと高を括っていたいたら、かなり寒く夜中寝ることができなかったということがあった。
野外で寝るという行為は危険なことなのだと、改めて思い知らされた。
それ以来、とくに寒い時期のキャンプでは、週末の気温を確認してキャンプ場の予約をするようにしている。
キャンプは天気も大事だが、気温も同じくらい大事なのである。
 
こんな感じで、最近は気温に敏感になり、それをランニングにも活かしている。
ただ暑いとか寒いという感覚だけでなく、そこに気温という数値もあわせれば、再現性のある情報になり、1日1日の暮らしが快適になるというわけである。
 
ということで、今年はもう1回くらい雪が降るほどの寒波がやってきても、ランニングは続たいと思っている、という話でした。