年末年始に走り始めるといい3つの理由

今年の冬は寒い。
ここ数年、暖冬というかそれほど寒くない冬が続いていたかと思うが、今シーズンは違う。
今週末も寒波の到来ということで、比較的温暖な地域でも氷点下になりそうだ。
 
そんな寒い毎日ではあるが、2021年は走る年にしようということで、年末年始から走っている。
2020年はウォーキングというか、歩くことはけっこうできたのだが、走るという点では足りていなかったので、今年は少しでも走ることを重点を起きたいと考えている。
 
年末年始休暇に入る前から、今回の年末年始は寒いということがわかっていたので、途中で挫折しないか不安だったが、休暇中は毎日走ることができた。
やってみて思ったのは、今後これが継続できるかわからないが、年末年始に走り始めるというのはけっこういいのではないか、ということである。
 
年初に今年は走ろうと思っている目標を立てた人も多いかと思うので、今回はなぜ年末年始に走り始めるのがいいのか、その理由をまとめておきたいと思う。
理由は3つ。
 
1つめの理由は、年末年始休暇があるので時間がつくりやすいから。
日常の忙しいときに何か始めようしてもなかなか時間をつくりにくいが、長期休暇であればそのための時間をつくりやすい。
年末年始休暇は通常でも5日以上あることが多いので、この期間だけでも試しにやってみるくらいの感覚で始めやすいと思う。
 
2つめの理由は、年初にニューイヤー駅伝箱根駅伝があって、いい意味で感化されるタイミングだから。
毎年1月1日には実業団のニューイヤー駅伝、1月2日,3日には大学の箱根駅伝があり、テレビで全国中継されている。
この走りを見ると、自分もちょっと走ってみようかな、と思う人も多いのではないだろうか。
いい意味で感化されるので、走り始めるのにはいいタイミングかと思う。
 
3つ目の理由は、寒いから。
1年で一番寒い時期である1月にいいスタートを切れれば、あとは気候はよくなる一方なので、継続がしやすい。
去年はウォーキング中心だったが、1月に2日に1回くらいできたので、その後も継続することができた。寒い時期にできたのだから、気候がよくなれば、やらない理由がないと思うようになるのである。
今年は寒いので、それこそこのタイミングで走るのは過酷だと思うかもしれないが、実際走ってみると、5℃以上であれば思ったよりも寒くないし、5℃以下であっても0℃近辺くらいまでであれば、ヒートテックを着れば問題ない。
着替えて靴を履いて家の外に出るまでが大変なだけで、一歩外に出てしまえばどうにかなるものである。
 
以上が、年末年始が走り始めるのにいい時期である理由だが、あわせてのポイントとして伝えたいのは、最初から1年間毎日走る、とか目標を立てないということである。
 
3つめの理由と少し矛盾する点があると思われるかもしれないが、最初はあくまでも、年末年始休暇の1週間はきちんと走ると決めるくらいでスタートしたほうがいい。
「七日坊主のススメ」という記事でも書いたが、最初から長期間継続することを前提スタートすると、出だしでやる気起きないと早々につまづいてしまう。
しかし、1週間継続くらいがゴールであれば、5日目くらいで億劫になってもゴール間近ということで継続しやすい。
そして、1週間継続できれば、その後も継続できる可能性は高いのである。だから、まずは1週間は根性で乗り切るということも目標してやってみてほしいと思う。
 
もし、1週間やってみて、それ以上やる気が起きないようであれば、また来年やろうくらいの心がまえでいいのではないだろうか。
 
ということで、一番寒い時期を乗り越えると、あとは楽に走れるようになるよ、という話でした。