赤ん坊をあやす時間にインプットする

うちの家族は9月に二人目の子ども(息子)が誕生した。
 
上の子が生まれたのはもう5年前だが、そのときは夜泣きが続いて、夜中娘が泣き出したら、自分もすぐに起きてあやしていた。
いつ寝つくかわからない赤ん坊をあやし続けるのは、なかなか大変だったのを覚えている。
 
上の子の場合、あやして寝かしつけても、背中にスイッチがついているが如く、布団に寝かせると起きるということが頻繁だったし、泣いたまま布団に寝かせてもそのまま寝るということはなく、だっこしてあやしてからでないと寝ない子でだった(そのまま寝たのかもしれないが、寝るのを待てずに抱っこしていた可能性もあるが)。
 
こんな感じだったので、5年ぶりの赤ん坊の面倒はまた大変なことになるだろうと想像していた。
さらに自分も5歳年を取って40も過ぎており、少なからず体力も落ちてきているだろうから、その点も含めてきつくなるだろうと覚悟していた。
 
そんなことを思いながら出産を迎えたのだが、その後2ヶ月経ってみると、今のところ想像していたような大変さは感じていない。
なぜだろうか、考えてみた結果、その理由は2つあるのでないかと行き着いた。
 
1つ目の理由は、二人目の育児は(いい意味で)雑で、泣いていても放っておくことが多く、泣くという行為に対して、妻ともども敏感には反応するということがないから。
泣き声さえ我慢できれば、とくに問題はないということがわかったので、毎度対応せずに済んでいるのは大きい。
また、出産直後の子どもは、夜中に泣き出しても脳が起きているとは限らないといった知識も入っていたので(逆に抱き上げることによって起きてしまうことがあるらしい)、夜中泣き声がしてもすぐに反応しないといった具合に、いい加減で育児ができている。
 
もう1つの理由が今回の本題。
抱っこしたり、あやしたりする時間をインプットに使っているからである。
上の子のときにあったように、夜中に泣き出して抱っこしてあやしても、いつ寝るかわからないと、その時間は非常に長く感じてしまう。
しかし、今回はそのことがわかっていたので、あらかじめこの時間を有効活用してやろうと考えていた。
その方法が、耳学習によるインプットである。
 
当初は、Audiobookで本を聞こうと思っていたが、幸い今のところ、夜中に泣き出して、泣き止まないなんてことはほとんどなく、寝かしつけるときに活用しているので、自分もそのまま寝てしまってもいいように、Voicyを聞いたり、YouTubeであまり映像が必要ないものを聞いたり、TVerトーク番組を聞いたりしている。
耳学習というと聞こえはいいが、実際は耳だけでも楽しめるエンターテインメントのコンテンツを聞いているという感じである。
ただ、今後夜泣きがひどくなって30分とか1時間とか寝ることができないようなときにはAudiobookも使ってみたいと思っている。
 
その耳学習に重要なアイテムが、ワイヤレスイヤホンである。
基本、音を聞くだけなので、スマホとイヤホンがいっしょにある必要がない。
その上、子どもを抱っこしなければならないので、スマホを持ち運ぶ必要がないのは、非常に助かるのである。
これが有線のイヤホンだと、例えば寝ながらイヤホンをつけていて、急に起きて子どもあやすというようなときに、あわててスマホを落としてしまうなんてことが起きかねない。
そういったことも想定して、スマホは少し離れたところに置いておいて、イヤホンと分離して使うというのは非常に安心感がある。
 
私はもともとAirPodsを使っていたのだが、ここ最近電池の持ちが悪くなってきたので、思い切ってAirPods Proを購入した。
ノイズキャンセリングの機能もすごいので、泣き声が止まないようなときはこういった機能も活用して、育児生活を充実させていきたいと思っている。
 
ということで、苦痛かつ何もできないと思っている時間も、意外と何かに使えますよ、という話でした。