出張中にブログに書こうと思ってはいけない

ブログの更新頻度を上げるための作戦として、月に1回、1週間毎日更新ということをしている。
比較的時間が取れそうな1週間を決めて、その1週間はきっちり毎日ブログを書く、ということである。
もともとは年末年始やGWなどの休みの期間にブログの毎日更新をしようということではじめたのだが、それを拡大して月イチでやっていこうと試みている。
 
そこでこの10月。
スケジュールを眺めてみたところ、12日の週にひさしぶりのちょっと長い出張を入れており、この期間であれば、時間もある程度ありそうだし、出張に出て書きたいネタも出てくるだろうということで、この1週間に毎日更新をやろうと決めた。
 
これが間違いだった。
 
たしかに、ちょっとした非日常になるので、いろいろと思考がまわり、書きたいと思うようなネタは増える。
しかし、時間のコントロールが思った以上に難しかった。
要するに、見込みが甘かったのである。
 
当初の想定と実際で見込みが甘かったこととして、ここでは以下の3つの点についてまとめておきたい。
 
1つ目は、当初のスケジュールどおりにことが進まないという点。
当然のことながら、出張に際して予定を組む。
空きの時間があるので、ここでメールを処理したりブログを書いたりしようかと、考えていたのだが、前の予定が思った以上に伸びて、その時間がどんどんなくなってしまった。
これは出張あるあるだと思うが、出張だからといってキチキチにスケジュールを詰めてしまうと、日常業務ができずに帰ってからその処理に追われてしまう。
それがわかっていたので、この日常業務の処理の時間を取っていたのだが、最悪後回しにしても大丈夫と意識が働き、この時間が他のことで消費されてしまった。
 
2つ目は、移動が多いので思った以上に疲れるという点。
これも事後的にはいつも実感しているのだが、事前の予定を考えるときには忘れ去られてしまう。
地方に住んでいると車移動が当たり前で歩くことが極端に少ないのだが、東京などの都市部だとどうしても歩くことが多くなる。
電車で移動するにしても、細かく歩くことが多く、距離が加算されていく。
身体が疲れても、頭が回っていれば問題ないのだが、40も超えると、体力と思考の同期が顕著になってきて、疲れた状態で文章を書くという作業は思って以上にきつかった。
 
3つ目は、アルコールが入った状態で文章を書くのはつらいという点。
出張時は社内や取引先との会食でアルコールを摂ることが多い。
今回はコロナ下ではあったが、少人数で個室かつ1次会のみでの会食を入れた。
会食だと、アルコールのペースが早い人にひっぱられるので、自分が思っている以上に酔っ払ってしまう。
昼の時間でブログを書けていないと、必然的に夜の時間に書くことになるのだが、この酔っ払った状態で書くことになり、なかなかキツさだった。
さらには、その分寝るのが遅くなるので、朝の時間も有効活用できればと思っていたのが、睡眠で消費されることになる。
こうやって、どんどん後にずれることになって、結局次の日も夜に(しかもアルコールが入って酔っ払っている状態で)ブログを書くということなってしまった。
 
そんなこんなで、出張期間を含む1週間で毎日更新をしてみたのだが、出張中に書くということは無理があるということを思い知った。
出張中はネタを集めることにとどめておいて、帰ってから文章にまとめる、というのが正しい運用だった、と反省している。
 
一方で誰も見ていないブログであっても、オープンな場所に文章を公開するということの強制力の強さは感じた。
自分との約束は守らなければならないという意識が強く働き、なんだかんだで1週間毎日更新することができたのはよかった。
 
11月以降も、1週間毎日更新をやっていきたいとは思うが、よくよくスケジュールを眺めて、会議や出張がない予定が空いている時間が多い1週間に実行しようと思う。
 
ということで、計画時はどうしても見積もりが甘くなる、という話でした。