日記を「毎日」「1ヶ月間」書いてみる

今日は4月1日ということで、うちの会社でも新入社員が久しぶりに入ったので、入社式を行った。
入社式といっても、新入社員は1人だし、社長の私と組合の執行委員長の祝辞くらいで、時間としては約15分くらいの式である。
とはいえ、新入社員にとっては大事な節目の入社式。どういったメッセージを贈るべきか、いろいろと考えた結果、「日記を書こう」という話をした。
 
この2020年4月は、新型コロナウイルスの影響が本格化してきていて、大きな時代の節目を迎えようとしている。Beforeコロナ、Afterコロナなどとも言われており、この新型コロナウイルスを機に、良いか悪いかではなく、次の時代に進もうとしている。このウイルスが仮に終息したとしても、時代は元に戻らないだろう。
 
そんな時代の変わり目に社会人になる新入社員に、そのことを強く意識してほしいということと、あとからこの2020年4月というのがどういった時期だったのかを振り返ってほしいと思い、1ヶ月毎日日記を書いてみてほしいという話をした。そして、1ヶ月後と1年後に読み返してみてほしいと話した。
 
日記を書くといっても、難しいことをかんがえることはなくて、今日は書くことがなければ、打ち合わせでも研修でもやったことを書くだけでもいい、とも話した。
それに加え、期間は1ヶ月だけでいいという話もした。
継続するためには、できるだけハードルを下げたほうがいいし、期間も定めたほうがゴールが見えてやる気が起きる。
努力の「最小化」と「集中化」である。
 
期間限定で日記を書くよう、宿題を出したというわけである。
 
こう書くと、私自身が毎日日記を書いていて、その効果を実感しているので、新入社員にも勧めた、ように見えるかもしれないが、私は日記を書いていない。
むしろ、日記を毎日書きたい、と思っているのだが、なかなか実行できないでいる。
たまに思ったことがあるときはメモするようにしているし、考えがまとまったらこうやってブログに記事を書くということもしているが、毎日は書けていない。
私もやろうと思ってたし、やりたいと思ってたし、でも、できていないことだった。
 
せっかくのいい機会なので、私も便乗して1ヶ月日記をやってみようと思っている。
このブログも年末年始で毎日更新したときは、いいサイクルに入って、更新すること自体が苦痛でなくなった。
期間限定の効用を実感しているので、習慣化できるように、まずは1ヶ月やってみたい。
 
ということで、自分で言ったことは自分もやってみるべき、という話でした。