「週4時間」だけ働く。

この本は、田端信太郎氏のTwitterで知った。
 
Kindleでの販売がないため、一度書店で見てから買おうかと思って、東京の丸善に行くも置いてなく、仕方がないのでAmazonで紙の本を購入。
600ページを超える分厚い本ということで、こういうのこそKindleで扱ってほしいのだけど…。
 
なかなかのボリュームということもあり、GWかけて読了。
内容は、「7つの習慣」や「GTD」関連書籍、堀江氏の「多動力」などと共通している印象。自分の人生をどう生きたいか、そのためには何に集中すべきかが書かれていた。
 
この本で私が受け取ったメッセージは以下の2点。
・価値を生み出すことだけに集中する
そのことで自然と働く時間は少なくなり、収入もアップする。裏を返せばそれだけムダなことに時間を使っていることを意味するということか。
ついつい、細かいことに口を出したくなるし、あれもこれもやりたいと思うけれども、定期的に何をするべきかを考え直すのは大事だと思った次第。
 
・空間的に移動するということは何かしらを創造する
この本で定義され推奨されているNR(ニューリッチ)は、自由な移動性で定義される、とある。
一箇所にとどまり続けることは停滞を意味するということか。
ということで、さっそく会社から離れて働くということを実践してみたいし、「許可をもらう」のではなく「許しを請う」とあったので、勝手にやって既成事実化してみたい。
(まったく別の話だが先日、日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏が、「許可より謝罪」(いちいち許可をもらうのではなく、とりあえずやってみて失敗をしたら謝ればいい)ということを言っておられた。)
ということでこの文書も、近くの図書館で書いている。
 
また、「アイデア(の質、量)は移動距離に比例する」とは高城剛氏の言葉だが、論理をうまく説明できないけど、そうなんだろうなと思う。出張に出たときにいいアイデアが思いつくことは多い。
日々のオフィス空間を移動してみるということだけでなく、定期的に遠くに行ってみるということをそれぞれ実践していきたい。
 
私自身週4時間だけ働くということをしたいとは思わないけど、いつかやりたいことを先送りせず今やるということは、そんな私にとっても変わらず大事で、そんなあたり前なことに気づかせてくれる本だっと思う。
 
「週4時間」だけ働く。

「週4時間」だけ働く。