花粉症シーズン終了と総括

桜のシーズンも終わり、すでに4月も下旬。GWを前に今年も猛暑になりそうな予感の今日このごろ。
だいぶ暑くなってきたが、その一方で花粉の飛散はだいぶ落ち着いてきた印象である。
 
先週あたりまでは目がかゆい日が多かったが、今週に入ったあたりからだいぶ治まってきた感じである。
そろそろ今年の花粉症シーズンも終わりと言っていいのではないかと思うので、今シーズンの振り返りをしておきたい。
 
ここ数年と同様、花粉症シーズン前から薬を服用してきたおかげもあって、それほどひどい症状もなく終わることができた。
私は小さいころからかなりひどい花粉症が出ていたが、ここ数年は薬の服用で抑えることができている。
今年はさらに点鼻薬も症状が出る前から利用して、ほぼストレスなくこの季節を乗り越えることができた。
やはり花粉症は発症してから抑えるのではなく、発症させない取り組みが大事であることを実感した。
 
ただ、昨年同様、3月下旬から多少目のかゆみが続いた。
これまではスギ花粉がメインだったのだが、ここ数年はヒノキのほうが症状が大きいように感じている。
来年以降も3月末くらいで安心するのではなく、4月いっぱいまでは要警戒でいきたいと思う。
 
あと、今年は、娘(この4月から小学3年生)の花粉症がひどかった。
去年も症状は出ていたが、今年は顕著で、間違いなく花粉症であるとわかる感じ。
症状がひどくなってから服用薬や目薬を使いだしたが、時すでに遅しで、とくに鼻づまりがひどい日が2月中旬あたりから1ヶ月くらい続いた。
ただ、3月も下旬になると、その症状もピタリと止まったので、おそらくスギ花粉のアレルギーをもっていると思われる。
シーズンオフの期間に耳鼻科を受診して、アレルゲンを確認するとともに、来年は早めの対応で症状が出ないようにしたいと思う。
 
そんな感じだった今年の花粉症。
来年以降も適切に対応して、春の気候的にもいい季節を快適に過ごしたいと思う。
 
ということで、そろそろ花粉症のシーズンが終わりそうだ、という話でした。

4月ってこんなに暑かったっけ?

4月も中旬。
桜も完全に散ってしまい、お花見シーズン終了の今日このごろだが、ここ数日感じるのは、暑いということ。
 
4月上旬に今季初めての野球観戦に行ったのだが、ナイトゲームだったので寒さを覚悟してたら、ことのほか寒くなかったのを思い出す。思えば、このときから予兆があったのかもしれないが、どうも今年の4月は暑い。
 
とくに昼間の暑さは異常で、車はエアコンのクーラーなしには乗れないほど。
3月まで暖房をつけていたことを考えると、もうエアコンなしで生活できる期間はほとんどないのかもしれないと思ってみたり。
 
気温を確認してみると、10日あたりからは最高気温が20℃超え。25℃以上の夏日ももう間近という感じである。
 
うちの会社では工場を運用していることもあって、夏場の熱中症対策はかなり気を使っている。
ここ数年は猛暑だったので、いわゆる夏場だけではなく、5月くらいから準備をはじめて、5月下旬から6月上旬の梅雨入り前あたりから本格的に対策に入るのだが、今年のこの暑さだともうそろそろ気にしないいけないくらい。
そうなると、3月くらいから熱中症対策の準備の必要があり、半年以上熱中症に気を使わないいけないなんてことになるかもしれない。
 
そんなこんなで、今年は4月の暑さから、夏の猛暑っぷりがどうなるのか、想像もしたくないくらいになっている。
昨年の夏はここ数年でも一つ頭の抜けた暑さだったが、今年も同じくらい、もしくはそれ以上の暑さになると思うと、今から憂鬱である。
 
ということで、4月ってこんなに暑かったかなと思った、という話でした。

会話のシェアを意識して話す

先日、とある取引先のマネジャーの方が来られて話す機会があった。先方はそのマネジャーと担当者の方、こちらは担当と経営者である私という4人の構成。うちが買う側で顧客という立場。
 
先方は自社商品を売りたいはずで、こちらのニーズを探ってくるのかと思いきや、そのマネジャーが一方的に話すという展開に。
一瞬、こちら側が話すターンが回ってきたかと思いきや、途中でカットインしてきて、自分の話をしだした。
 
終わってみれば、そのマネジャーが9割5分くらい会話のシェアを占めており、独壇場で終わってしまった。
 
そのマネジャー、いろいろと見識があるのだろうが、少なくともこちらが関心を示していない段階で一方的に話をされても正直話が頭に入ってこない。加えて、何か質問をしても、また一方的な話になるので、こちらからいろいろと聞くという展開にもならず、ただただ相槌を打つだけで終わってしまった。
 
よく言われることだが、人間、話を聞くより話をするほうが気持ちがいい。だからこそ顧客側に話をさせて、ニーズを聞き出すというのが一般的である。
それなのに、こちらに話をさせてもらえず、正直何をしに来たのだろうと思ってしまったわけである。
商談において、相手が話をしてくれたほうが楽なこともあるが、そこは程度問題だなと思った。
 
今回のケース、一般論に当てはめると、顧客の上司にあたる私が5割くらい話をして、うちの担当者が2割くらい、売り手である先方のマネジャーも2割くらい、先方の担当者が1割くらいになるように話を展開させることになるだろうか。
 
商談に限らず、複数人で話をするとき、私はこの会話のシェアを気にするようにしている。
想定のシェアを頭に入れておいて、そこにミートするように話を振ったりする。
だいたいメインで話をする人は想定どおりになることが多いが、サブ的な役割の人もそれなりに会話できているか、想定シェアと実際のシェアが乖離しないように心がけている。
 
話を戻して、今回の商談。先方からすれば商談ですらなかったのかもしれないが、正直、聞いてばかりであまり気持ちいいものではなかった。

今後の関係性を考えると、もう少しこちらにも話をさせておけばよかったのにと思ったのだが、どうだろうか。

 

ということで、改めて、人は話を聞くよりも話をするほうが気持ちいいことを確認した、という話でした。

格安ランドセルはキャズムを超えるのか

ちょっと前のことだが、ワークマンがランドセルを開発して発売するというニュースが出ていた。
 
たしか、1~2年前にモンベルからもランドセルが発売されたが、今回のワークマンはさらにそれより安い価格帯の商品とのこと。
一般的なランドセルの購入金額が50,000円超なのに対して、モンベルのものが約15,000円、ワークマンが7,800円(税込)。
 
従来の革のランドセルは価格が高いこともあり、それに対抗すべく各社が格安のランドセルを出しているが、こういったランドセルはキャズムを超えて普及するのだろうか。
 
私の意見としては、正直難しいと思っている。
個人的にはこういったランドセルはいいと思う。安いということもさることながら、軽いというのが、とくに小さな低学年の子どもたちにはいいと思う。
しかしながら、普及するかどうかと問われると難しいと答えざるを得ない。
 
ここではその理由を、1年生になるときのニーズと、その後の買い替えニーズと分けて考えてみたいと思う。
 
まず、1年生になるとき。
今や小学生になるときのランドセル購入と言えば一大行事。祖父母も交えてどれにしようと悩むこと自体がエンタメになっているフシがある。そんな中で、格安ランドセルの出番はかなり薄いと思われる。
もちろん、どの家庭も金銭的に余裕があるわけではないので、格安ランドセルのニーズがまったくないわけではないと思うが、ここで一定以上のシェアを獲得できるとは思えない。
 
次に買い替えのニーズだが、これもちょっと期待薄か。
最初に高価なランドセルを買ってしまえば基本6年間は使うことができる。となると、わざわざ買い替える必要がない。
中には成長が早く、5,6年生で身長が伸びてランドセルが似合わなくなる子どももいるが、人数的にはわずかだろう。
 
一般的なランドセルは高くて重いので、最初は軽い格安ランドセルで過ごし、3,4年くらいから一般的な高価なランドセルに変えるという流れであれば格安ランドセルの出番もありそうだが、上述したように1年生になる段階で、子どもも親も祖父母も、高価なランドセルをほしがるので、その壁はなかなか高いだろう。
 
では、格安ランドセルがある一定以上のシェアを獲得するためには、どうすればいいか。
これは学校や教育委員会から指定してもらうしかないのではないか。
半ば強制的に、現行の一般的なランドセルではなく、格安のランドセルをほうにするよう指定してもらうしか、方法はないように思われる。
これとて、そういった学校や自治体がマジョリティになるには時間がかかりそう。
 
今うちの下の息子が幼稚園年少で、この子が小学生になるときはもちろんのこと、卒業する約10年後でも、格安ランドセルが台頭することはないと考えるが、いかがだろうか。
節目節目で、シェアが変わるかどうか、観察していきたいと思う。
 
ということで、格安ランドセルが普及するのは難しいのではないか、という話でした。

クイズ世界ふしぎ発見!最終回

先日、ネットニュースで、日立クイズ世界ふしぎ発見!が最終回を迎えたという記事を見た。
38年続いた番組のレギュラー放送が最終回ということで、長い歴史が幕を閉じたと報じていた。
 
世界ふしぎ発見!は、1986年に放送開始で、当時私は9歳小学3年生だった。小学3年生と言えば、今の娘の年代で、かなり長く放送された番組だったのだと改めて実感した。
 
この番組をよく見ていたかと言われれば、実はそんなこともなく、きちんと見た回をそう多くない。
小学生のころは、たまに祖父母宅に泊まりで遊びに行っていたときに、祖父がよくこの番組を見ていたのを思い出す。
私自身はこの番組はそれほど面白いとは思ってはいなかったのだが、土曜ということもあり、まだ眠くなかったときにはいっしょに見ていたように記憶している。
当時の私からすると番組のテーマはとっつきにくかったし、問題も難しく感じられ、クイズ好きだった自分にも今ひとつ馴染めない、そんな番組だった。
 
それから年月が経ち、思い出すのが大学のとき。
当時、同級生が、この番組は非常に質が高い、といったようなことをよく覚えている。
上述したように、私にとってはとっつきにくいと思っていた番組を、こんなふうに評価するやつがいるんだと思ったし、今思えばこの評価は正しかったように思う。
 
とはいえ、それ以降もこの番組を毎週欠かさずに見るということはなく、ごくたまに見るという存在だった。
 
それでも最終回という記事を見て、その最終回をTVerで視聴することにした。
お酒を飲みながら一人で視聴したのだが、その内容はすばらしく、ほろ酔いになりながら、なんとも言えない幸せな時間を過ごすことができた。
何がすばらしいかというと、もちろん38年間の放送の内容それ自体がすばらしく、総集編的にエッセンスを見ることができたのが良かったが、加えて最終回の構成もすばらしかったと思う。
奇をてらった演出をせずに、総集編とクイズという構成で、番組の歴史を振り返ることができたし、TVerにおけるCMも日立一社提供で、しかも合間に流れるCMは1つだけで、間延びせずに見ることができた。
さらに番組終了後のCMは「この木なんの木」で、番組の作り手がTVerの配信にまで気を配っているのを感じることができた。
 
そんな、自分自身あまり見てこなかった番組ではあるが、こういった番組が長年に渡って放送され続けたのはすばらしいことと感じたし、今さらではあるが、改めて見てみたいと思った。
できれば、子どもたちといっしょに見ることができれば良かったなと思ったりもしたが、子どもたちから見れば、子どものときの私と同じくとっつきにくいはずで、おそらく見ないのだろうなと思った次第である。
 
ということで、クイズ世界ふしぎ発見!の最終回が良かった、という話でした。

幼稚園の経営

今日、下の息子(3歳半)の幼稚園の入園式に行ってきた。
先日、保育園で卒園式があったばかりだったが、今回は幼稚園の入園式ということで、息子も新しいステージに入ったのだなと実感した。
 
今回入園する幼稚園は、上の娘(小学3年生)も通っていた幼稚園。私の会社からも近いということで、今回もお世話になることにした。先生方も顔なじみで、入園前からいろいろとご相談させていただいたりしている。
 
入園式自体は滞りなく終わり、いよいよ来週からは登園となるのだが、今回入園式に参加して驚いたことがある。
それは今回入園の年少のクラスが多いこと。3クラス構成になっていたのである。
 
その幼稚園の年長・年中のクラスはどうやら2クラス構成のようだし、うちの娘が通っていたときも2クラスだった。
それがここに来て3クラスになっているのである。
当然のことながら、少子化真っ只中のこのご時世。私が住んでいる自治体もご多分に漏れずというか、それ以上のペースで少子化進んでいると思われる。うちの息子の世代だけ突出して人口が多い、というわけではもちろんない。
それにも関わらず、このタイミングで1クラス増ということで、正直驚いた。
一瞬、年少だけ手がかかるので3クラスに振り分けたのかなと思ったのだが、うちの娘のときはずっと2クラスだったので、それも考えにくい。
 
思えば、入園前の説明会のときに園長先生が、子どもを継続的に集められる幼稚園になっていかないといけない、ということ言っていた。
上の娘が通っていたときから親切に対応いただき、それもあって今回もお世話になることにしたのだが、こうした地道な活動が人気につながっているのかと思ったりした。
 
考えてみれば、幼稚園経営も基本的には営利企業といっしょで、顧客を創造することが目的。
この幼稚園が取り組んでいる施策もよく観察して、いいところは自分の会社にも取り入れていきたいと思った次第である。
 
ということで、息子の入った幼稚園が人気だった、という話でした。

娘のクラス分けの話

春休みも終わり、新学期が始まった。うちの娘も3年生になった。
 
2年生の去年は、クラスの男の子たちからいじわるをされて悩まされた1年間だった。
担任が2年目の若い先生ということで、クラスの悪ガキたちは増長して、授業参観なのにも関わらず授業中に歩き回る始末。1年のときは仲の良かった男の子も娘にちょっかいを出すようになり、一時は学校に行きたくないと言い出して、担任だけではなく主任の先生含めて相談に行ったりしていた。
そんな感じだったので、2年の最後、連絡帳に、とくに娘にいじわるしてくる3人の男の子とはいっしょのクラスにならないよう配慮してください、という内容を書き、担任の先生もその旨校長に伝えると返信があった。
 
で、迎えた3年生のクラス分け。
初日は私もいっしょに学校に行って、クラス分けの一覧表を確認してみると、避けてほしいと書いた3人のうち2人が同じクラスだった。
正直、これはどういうことなのかと思ったが、そこで文句を言ってもしょうがないので、クラス分けの一覧を写真に撮って、学校を出ることにした。
 
もちろん、クラス分けや担任の振り分けの権限は学校側にある。
保護者として要望を出すのも自由だと思っているが、最終的には学校が決めるだし、それに対して抗議をしたりするものではないと思っている。
 
現在、滋賀県の中学校でクラス分けがやり直しになったというニュースが流れている。よほど致命的なことがなければ、当初のクラス分けでいけばいいと思う。詳しい事情がわからないので、ここでは原則論にとどめておきたいと思うが、最終的には学校側が責任をもってクラス分けをすればいい。
 
ただ、学校側も娘の2年のときの状況は理解しているはずで、かつ連絡帳にも書いているのに、このようなクラス分けをしたのであれば、何らかの説明はほしいところ。
おそらく、今回の娘の担任は30~40代の男の先生ということで、きちんとクラス全体の抑えが効くという考え、加えてうちの娘もこの先生のクラスにしたほうがいいと判断をしたと思われるが、今度個人面談があるので聞いてみたいと思う。
 
ということで、学校のクラス分けは思っている以上に大変なのかもしれない、という話でした。